Generic 1031A

1031A (1991-2005)

日本国内のスタジオへはGENELECの中でも一番多く導入された機種になっている。

スピーカー・ユニットの高域側はDCW™ にマウントされている。エンクロージャーの背面には電源トランス及びパワー・アンプとクロスオーバー等をマウント。
リア側パネルにはレベル・コントロール回路とは別に、トレブル、バス、ロールオフに対応したディップ・スイッチが搭載されている。

・トゥイーター 25.4mm メタル・ドーム型x1
・ウーファー 203mm コーン型x1
・トレブル 120w・バス 120w
・クロスオーバー 2.2kHz
・周波数特性 48Hz〜22kHz
・最大音圧 = 120 dB SPL @ 1m
・重量 12.7 kg

1990年代、国内スタジオで、Genelec 1031A という、ニアフィールドスピーカーが大流行したそうです。
2005年に終了、8000シリーズに世代交代しました。しかし、あまりに人気のため、現在も、受注生産しているらしいです。
1031A系の後継として登場した 8000シリーズは、出すぎる低音が扱いづらく、
1031Aより地味な音(「解像度」がよくない?との声も)のため、現在も主役の座を奪えないでいます。

Genelecの1031Aは、背中に設定された複数のアンプユニットで通気筐体からなる、2ウェイ·アクティブ·モニタ·システムです。
アンプユニットは、低信号レベルのアクティブクロスオーバー、2つの電力増幅器および各ドライバの過負荷保護が含まれています。
この設計では、高出力、低着色の広い帯域幅を提供します。
システムの優れた分散とそのコンパクトなサイズと一緒に精密なイメージングは​​、
ニアフィールドモニター、放送、TVコントロールルーム、モバイルバン、ホームスタジオや出張エンジニアなどに最適です。

GENELEC独自の指向性制御導波路™(DCW™)技術があっても困難な音響環境でも、優れたステレオイメージと周波数バランスを
提供するために使用されている。 これは、その周囲にあるスピーカーシステムとの、正確なマッチングを可能にする
汎用的なクロスオーバーコントロールによって強化されています。
これは、1メートルで120 dB以上のSPLのピーク騒音レベルを生成することが出来るレベルである。。